出張旅費規定を作ったよ。めんどいけど、節税になるのでやってよかった。

出張旅費規定っていうのを、法人設立したときから作ったほうがいいないいなと思ってたんですけど、めんどくさくてずっと手付かずでした。ただ昨日一念発起して出張旅費規定をつくりました。

出張旅費規定を作ると何が良いかと言うと、出張の際に、法人から個人に日当を渡せるようになることです。

法人のほうは日当を渡すことによって経費をたくさん計上できます。個人の方は日当をもらうことで、非課税収入を増やせます(日当は非課税)。

出張旅費規程がないと、出張した際に普通に交通費を計上するだけになってしまいます。ただ交通費を計上する場合に比べると、出張旅費規定があることによって法人・個人双方に節税効果があります。

出張旅費規定を作るにあたっては、「何kmから”出張”にするのか」、「日当をいくらにするのか」、と言うのは自由です。

ただ「1kmから出張にする」、「日当10万円」とかではやり過ぎなので税務調査で否認されると思われます。

自分はネット上のいろんな事例などを見て、「30kmから出張とする」、「日当は10,000円(日帰り出張の場合)」としてみました。これなら多分やり過ぎではないんじゃないかなぁ。

出張旅費規定はネットに転がっていたサンプルをもとにつくりました。出張旅費精算書と言うものも必要になるので、これもサンプルをもとにつくりました。以下、僕が使ったサンプルになります。

出張旅費規程サンプル

出張旅費精算書ひな形

例えば、年間100回出張する場合は、日当100万円を渡せるようになるので、法人の方で100万円の費用計上ができ、個人の方は100万円の非課税収入を得ることができるわけですね。

法人で普通に個人に対して給与100万円増やした場合、社会保険料だけで法人個人合計で給与支給額の約3割、さらに所得税と住民税が加わって、さらに2割でざっくり合計5割位、すなわち50万円円位の社会保険料・税金が増えます。(僕の場合)

これだけの社会保険料と税金を節約できるのであれば、やっぱりこの出張旅費精算書と出張費規定を作ってよかったなと思います。逆に今までサボっちゃってて機会損失してたなぁと思います。

出張旅費規程つくるまでは、ちょっとめんどいですけど、いったん作っちゃえば、出張旅費精算書作るのは大した手間じゃないし、早くやっとけばよかった。

まぁいいや。昨日できて、今後は出張旅費計上できるので、まぁよしとしましょう。

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