「人生計画の立て方」(本多静六 著)という本を読んでます。ある人がおすすめしてたので、興味を持って読み始めてみました。まだ読み途中なのですが、気づきがあったのでメモしておきます。
計画を立てることのメリットについてです。本書の「人生にはナゼ計画が必要か」という章で語られています。
自分は、計画を立てることのメリットをよく理解してませんでした。計画を立てる暇があったら即行動した方がいいんじゃないか、という感じです。
ただ、この本の中では計画を立てることのメリットについて以下のように語られていました。
かくてわれわれが、この計画生活を完全に予定し、かつそれを実行しえた時、果たしていかなる効果実益をもたらすものであろうか。ここにそれを列挙すれば、(一)仕事の順序を誤らず、おのおのの仕事の段階を秩序整然たらしめること。(二)無駄がなく、無理がなく、仕事のでき高が殖え、質もよくなること。(三)仕事の結果があらかじめ推測できるので、仕事の進行を思うままに制御でき、時間と労力を著しく節約されること。(四)常に前途に希望を持ち、かつ現在に安堵し得て、よく焦慮と苦悩と疲労から免れられ、余裕ある生活を送り得ること。(五)可及的速やかに成功し、健康長寿、福徳円満に一生を過ごし得られること。
計画を立てることのメリットについて、スカッと言語化してくれていて、思わずメモしたくなりました。特に自分がメモしたくなったのは(四)のところですね。
「焦慮と苦悩と疲労から免れられ」というところです。
先行きの見通し、計画無く、行き当たりばったりで生きていると、「どっちに進めばいいんだろう。。。」というような悩みをしょっちゅう抱えることになります。
「人生」という大きな単位でもそうですし、「今年」、「今月」、「今日」といった単位でも、計画が無いと、「どうしようかなー」といちいち立ち止まることになりがちです。
なので、計画を立ててから行動に移すことで、悩む時間を最小化し、行動する時間を最大化できるのではないかと思いました。
また、計画なしに行動してると、「こんなはずじゃなかった。。。」ということにもなりがちです。例えば、資金計画立てずにボロ物件買いまくったせいで、資金が尽きて、次の一手を打てなくなったりとか。(僕がこうなりそうです)
計画、大事ですね。
一日の計画を立てることから
この本では人生の計画を立てることを勧めているのですが、いきなり人生計画を立てるのは大変なので、僕は一日の計画を立てるところから始めたいと思います。
きょう午前中は何をして、午後は何をして、、、みたいな。
これに慣れてきたら、今週の計画、それもできるようになったら、今月の計画、、、という感じで、計画できる範囲を拡大していきたいなと。
今まであまりにも行き当たりばったりの生活をしているので、少し改めたいと思います。