先日会社を辞めました。会社辞めたので、もはや会社の近くに住む必要が無くなりまして、実家の近くに引っ越すことになりました。
(会社辞めた経緯などはこちらの記事↓に書きました)
【4年で実現】サラリーマンを辞めてブラブラ生きるために僕がしたこと
引っ越すにあたり色んな賃貸物件見たんですけど、URがすごく良さげだったんですよね。それで、URに引っ越すことになったわけです。
で、URで法人契約することになったのですが、その際の審査が超絶ユルくて感動したので、そのことについて書いてみます。
目次
UR入居審査にトライした、僕のポンコツ法人。そのスペック
僕は個人事業主で不動産投資をやり始め、途中から法人化しました。なので、法人名義でURと契約して入居出来たら、法人で全額経費計上できるから良いなー、と思ってたわけです。
ただ、僕の法人、スペック超イマイチなので、正直法人契約は厳しいんじゃないかと思ったんですよね。最初は。
ちなみに、僕の法人スペックは以下の通りです。
- 設立1期しか経過してない
- 売上500万円、当期純利益10万円とか
見ての通り、ポンコツです。こんなところに家貸したって、賃料払えるわけ無さそうじゃないですか。
ちなみに僕が住もうとした部屋は家賃月14.5万円。年間だと174万円の賃料になります。売上500万円、当期純利益10万円だったら、174万円の賃料払っちゃうと速攻赤字転落ですよね。
ポンコツ法人、UR入居審査で求められた書類は3点のみ
それが、なんと、審査通っちゃいました。
いや、ビビりました。ていうか、UR、決算書見てもいないです。決算書すら見ないで判断。
求められた書類は、以下3点のみ。(いずれも発行後3ヶ月以内)
- 現在事項全部証明書
- 印鑑証明書
- 納税証明書(その1)
これだけで判断です。B/SもP/Lも見なくてOK。
何というユルい審査でしょうか。感動ものです。
ちなみに、もし納税していない(=赤字)だと、上記書類に加えて、決算書の提出も求められるそうです。
逆に言えば、黒字だったら、いくら売上が小さかろうが、利益が小さかろうが、設立1期しか経ってなかろうが関係なし。即入居OKです。
何という太っ腹なんだ。さすが独立行政法人。
というわけで、法人化してる方で賃貸派の方は、URってけっこうアリな選択肢だと思いますよ。
いや、決算書がピカピカだったりすればいいですよ。そしたら、どんな物件でも法人契約させてくれるはずですので。
でも結構民間の賃貸だと、法人契約って毛嫌いされるらしいですから、よっぽどピカピカでも断られるケースもあるかもしれませんね。
URの法人契約、「そのママ割」は使えない点に注意
URにはそのママ割というのがあります。これは何かというと、定期借家契約3年になる代わりに、賃料が2割引になるというものです。
でもこちらは、個人契約のみが対象。子供がいる家庭のみが使える割引です。法人契約の場合は適用できないみたいです。その点にはご注意を。
僕の場合は、僕が見たそのママ割対象物件はスペックがイマイチで、2割引でも住みたくなかったので、別にそのママ割対象物件が法人契約対象外でも良かったですが。
最後にその他のURの魅力を語る
ちなみに僕がURに決めたのは、法人契約ができるからだけではないです。
- 礼金ゼロ
- 仲介手数料ゼロ
- 保証料ゼロ
- 敷金2か月だけど、退去時けっこう返ってくる(らしい)
というメリットがデカかったからですね。
最初普通の民間の物件で探してたんですけど、正直初期費用が高すぎてビビったんですよ。
礼金1ヶ月、敷金1ヶ月、仲介手数料1ヶ月、保証料0.5か月とかそんなんでしたから。家賃15万円の物件だと、これらだけで50万円ぐらい。日割り賃料・共益費とかも合わせると60万円以上とかになっちゃうんですよね。しかも敷金はちゃんと返ってくるのかわからないし。
で、URに入ることにしたんですけど、URも敷金2か月だから「めちゃくちゃ初期費用安い」って程じゃないんですけど、ネットで調べてると「退去時、敷金ほとんど返ってくる」っていう情報がたくさんあったんですよね。
だから、「実質的にかなり安い」感あったんですよね。こりゃいいなと。
というわけで、法人を経営している方にURお勧めですよ。とりあえず黒字だったら契約させてくれますので。