この記事は、サラリーマンを辞めて、自分のペースでのんびり生きるためにはどうすればいいか?について書いた記事です。
「サラリーマンの仕事、しんどいなぁ…。今の職場から離れたい…。なんとか、会社を辞めてぶらぶら生きる方法はないものだろうか…」
そんな疑問に答えます。
目次
サラリーマンを辞めるために僕がしたこと
サラリーマンを辞めてブラブラ生きるために僕がしたことは、以下の3点です。
・目標を立てて、数年間、淡々と行動を続ける
・支出を減らす(特に固定費)
・収入を上げる(副業)
この記事を書いている僕は、2014年夏に会社を辞めてぶらぶら生きることを決意。
そこから4年間、不動産投資を中心にいくつかの副業を試し、月に100万円以上稼げるようになったので、2018年秋に会社を辞めることになりました。
辞めるときの年齢は30歳です。
2014年時点では、「月100万円稼いで会社を辞める」なんて、現実感の無い夢物語でしかなかったですが、4年間かけて、どうにかこうにか実現できました。
僕と同じように会社を辞めてぶらぶら生きたいサラリーマンの方は、たくさんいるのではないかと思います。
そういう方に向けて、「僕はこうやりました」ということをお伝えします。
サラリーマンを辞めるためにやったこと:思考面
目標を立てて、常に意識
僕が最初にやったのは目標を立てることです。
具体的には、「2020年までに不動産投資でキャッシュフロー毎月100万円稼げるようになる。そして東京オリンピックの競技を平日にライブで観戦しまくる!」という目標を立てました。
なので、このブログも初期のころのタイトルは「2020年までに不動産投資でCF100万/月を実現する、20代後半サラリーマンのブログ」でした。
目標を立てたのは2014年で、当時僕は26歳でした。2020年だと6年後なので、32歳ですね。
ですので、32歳までに会社辞めて、ブラブラ生きてやる!と決意したわけです。
現実感が無くてもいいから、とにかく目標を立てることが大事
26歳の僕からすると、「本業以外で毎月100万円稼ぐ」というのは、まったく現実感の無い目標でした。
目標を立てた当初は、その目標にまったく現実味がなかったです。具体的にどうやればそこにたどり着くかもイメージできてませんしね。
でも、最初は非現実的に思えても、とにかく「目標を立ててみる」というのが大事です。
目標を立てないと、自分の行動を変えられません。
今生きている日常が延長されていくだけです。
逆に目標を立てると、それに向けて日々行動を起こすことができるようになります。
目標が意識できていれば、疲れて家に帰ってきても、「日課の物件検索だけはやろう」という気になります。
物件検索を1回したからといってすぐ物件が買えるわけではないのですが、そういった行動を繰り返していれば、着実に目標に近づいていきます。
最初は違和感があっても、とにかくまずは目標を立ててみることです。
目標を意識する
一度目標を立てても、油断するとすぐに忘れてしまいます。
日常の引力は強烈です。土日に「月100万円稼いでブラブラしている自分」をさんざん妄想しても、平日のサラリーマン生活に戻ると、一気に現実に引き戻されてしまいます。
ですので、目標を常に意識できるよう、時間があるときに目標を達成した自分を妄想したり、目標について人に話すようにしました。
目標をスマホのメモ帳アプリに入れて、それをたまに見返したりとか。
家族・近しい友人に「俺は2020年までに何とかして副業で稼いで会社を辞める」という話を何度もしてました。
こういったことを繰り返していると、最初は非現実的でしかなかった目標が、だんだん色づいてくるんですよね。
人に目標を話し続けてると、「目標達成してハッピーな将来の自分」と「全然目標から遠い現在の自分」のギャップがデカすぎて、居心地が悪い感じになってくるんですよ。
で、少しでもこのギャップを縮めるにはどうしたらいいか、っていう感じで、行動するようになるんですよね。
会社での嫌な経験を糧にする
振り返ってみると、「会社での嫌な経験」が自分を突き動かしてくれたと思います。
サラリーマンをやってて、嫌なことってたくさんあるじゃないですか。
そういうことがあるたびに、「今に見とれや…!」という気持ちで、不動産投資活動に打ち込んでいきました。
自分で、ゼロから月100万円の副収入を作るのって、かなり大変なんですよね。長期間にわたって、相当な作業量を叩き込まないといけないんですよ。
会社での「ちくしょう、ここから早く抜け出してやる…!」という負のエネルギーが、圧倒的な作業量を生み出してくれました。
焦らない
「月100万円稼ぐ!」と決めて、行動を開始しても、最初はなかなか結果が出ません。1年行動してたったこれだけか…みたいになります。
そんな時、自分と他人を比べて焦りました。
情報収集目的で不動産投資家のコミュニティに入っていたのですが、その中で自分と同年代なのにも関わらず、自分よりはるか先に進んでいってる人がいたんですよ。
月100万円の副収入を既に達成していたりとか。
あとは、不動産投資家ではないのですが、ブロガー・アフィリエイターで月500万円稼いでます!みたいな方もたくさんいたりします。
僕がやっていた不動産投資は非常に地道な商売だったので、収入を構築するのに時間がかかりました。そんな自分を軽々と追い抜いたり、突き放していく人がたくさんいました。
そういうのを見ると、やっぱり焦ります。
でも、焦ったところで何かが変わるわけでもありません。
目標に近づくために必要なのは「行動」です。
「焦ったってしょうがない!自分ができることを淡々と続けていくしかないよ」と自分に言い聞かせながら、ただひたすらに、淡々と行動を継続していきました。
サラリーマンを辞めるためにやったこと:行動面
支出を減らす(特に固定費)
まずは支出を減らしました。
支出の中で最も抑えるべきは固定費です。固定費とは、「毎月固定でかかるお金」のことですね。家賃とか、携帯の料金とかです。
初期のころは実家に住むことで家賃を抑えました。
結婚した後も、築25年ぐらいで、家賃が安いエリアのマンションを借りることにして、できるだけ家賃を抑えました。
後は、携帯電話を格安SIMに変えたり、還元率の良いクレジットカードを使うことで、無駄なお金を極力使わないようにしましたね。
副業で収入を増やす
支出を抑えた上でやったのは、副業で収入を増やすことですね。
不動産投資
僕の副業収入の柱は、なんと言っても不動産投資です。
現在、中古区分マンション1戸と、戸建てシェアハウス5棟を経営しており、満室前提のキャッシュフロー※は月々70万円ぐらいになります。
※ここでいうキャッシュフローとは、「家賃収入-経費-固定資産税-借入返済」です。
最初に中古区分マンションを買うところからスタートしました。
日本政策金融公庫で1.8%、15年という条件でお金を借り、900万円ぐらいのファミリータイプの中古区分マンションを購入しました。
既に入居者が住んでいるマンションでしたので、買った翌月から約10万円の家賃が入ってきました。
管理費・修繕積立金が約3万円、借入返済が約5万円でしたので、
10万円 - 3万円 - 5万円 = 2万円
ということで、毎月2万円のキャッシュフローが入ってきました。
買ったのが2014年の夏だったのですが、それから4年近くが経つ現在でも、毎月2万円のキャッシュフローを生み続けてくれています。
購入した時の入居者さんが、ずっと住んでくれている形です。
2万円・・・とても少額ですが、それでも毎月2万円が稼げるようになったときは、うれしかったなぁ。
ただ、区分マンションではキャッシュフローが少なかったので、途中から収益性の高い戸建てシェアハウス投資にシフトしました。
8ヶ月に1棟ぐらいのペースで少しずつ買い進めていき、現在5棟を経営している、という形です。
ブログ
不動産投資を行うのに合わせて、ブログも開始しました。このブログです。
主に不動産投資のノウハウなどを書いています。
ブログを書くことでたくさん読者さんが集まれば、ブログに広告を貼ることで収入を得ることができます。
また、自分の不動産投資ノウハウを教えるコンサルティングなどの仕事も受注できます。
そのような狙いでブログを始めました。
最初はいくら書いても全然読者さんが集まらず、何度も挫折しました。挫折して、しばらくしたら書いて、また挫折して・・・ということを繰り返してきた感じです。
でも、自分なりに役に立つ記事を書いていくと、徐々にGoogleの検索経由で継続的に読まれる記事が出てきます。
そして、このブログ経由で、月に1-3万円程度の広告収入が発生するようになっています。
また、コンサルもちょくちょくお申込を頂き、毎月数万円~10万円程度の収入になっています。
まだ収益の柱というほどではないのですが、サブ的に稼げる感じにはなってきました。
今後はもっとブログに力を入れていきたいと考えています。
シェアハウス管理業
シェアハウス投資を自主管理でやっていたので、新たに他のシェアハウスオーナーさんの管理を代行するビジネスも始めました。
新築シェアハウスの「かぼちゃの馬車」問題が起きて、かぼちゃの馬車オーナーさんが管理会社変更をしなくてはならなくなっていた中、ブログで「僕で良ければ管理しますよ」と呼びかけたところ、仕事を依頼していただけました。
こちらは10棟以上を管理しており、数十万円の管理料をいただけるビジネスに育ちました。
シェアハウス投資のノウハウに、ブログによる発信力を掛け合わせることで、ビジネスが生まれた感じです。なので、やっぱりブログやっててよかったなぁと思いましたね。
上記3つのビジネスから得られる収入を足し合わせると、気付いたら100万円を超えていました。
サラリーマンを辞めてぶらぶらする生き方は、目標立てて、長期間・継続的に行動できれば達成可能
というわけで、サラリーマンを辞めてぶらぶら生きるために僕がしてきたことを書いてみました。
実際、「会社辞めたい」と思い始めたころは、本当に夢物語でしかなかったので、こうやって願望が叶うのは不思議な気持ちです。
でも、目標立てて、コツコツ行動し続けられれば、達成できるんですよね。
宝くじで一発当ててやろう!みたいな感じではなく、出費を抑えつつ、収入を増やす行動をじわじわ繰り返していけば、いつの間にかたどり着いているものなんだと思います。