先日、高速バスに4-5時間ぐらい乗る機会がありました。
バスに乗ってる間、メール返したりしてたんですけど、時間が経ってくるとだんだん飽きてくるんですよね。。
で、なんか気楽に読めるマンガ無いかなー、と思ってAmazonを物色して、『働かないふたり』というマンガを発見しました。
このマンガ、読んでみたらかなり面白かったです。というわけで、今日はこのマンガを紹介します。
目次
働かないふたりをこんな人におススメしたい
このマンガは、特に以下のような方におススメしたいです。
- 和む系のマンガ、映画、ドラマ等が好き
- ニートをテーマにした話に興味ある
- 真面目に仕事しすぎて、最近疲れた。癒されたい
働かないふたりのあらすじ。ニートの兄妹の日常を描いたマンガ
もうとにかく淡々と、ニートの兄妹の日常がつづられているマンガです。
実家暮らしをしながら、ゲームやったりマンガ読んだりテレビ見ながらのんびり過ごす。そんな兄妹の様子を描いてます。
兄はしゃべると割とまともで、頭の良さそうなタイプ。基本はただのゲーム好きなのですが、ドストエフスキーの小説を読んだりする一面があったりします。でもなぜか働いてない。
妹の方は、天然が入った可愛い女の子という感じ。ゲーム大好きなのですが、下手なので兄にやられっぱなし。対人関係を作るのが極端に苦手、という性格。
二人の年齢はわからないのですが、見ている感じ、おそらく二人とも20代半ば、という感じでしょうか。
そんな二人の日常を淡々と描くのがこのマンガです。
1話が1〜5ページぐらいなので、サクサク進んでいきます。
とにかく登場人物が「働かないふたり」に対して優しい
世間一般の常識から考えると、このふたりってかなりダメダメですよね?
だってニートで、実家から出て行かず、いい歳して親に養ってもらってるんですから。
でもこのマンガの登場人物って、この2人に対してとにかく優しいんですよ。
例えばお母さんは、この兄妹に対してなんだかんだ口出しはするんですね。『同じ服ばっかり着てないで、新しい服買ったら?』とか。
でも本気で怒ったりとかは絶対ないんですよ。怒っていても、その裏には愛、やさしさがある感じ。
子どもがニートであることに対する悲壮感も一切ない。
あとはお父さんとか、兄の友人が登場するんですけど、誰もこの兄妹に対して『早く働けよ』とか言わないんですよね。
働かないふたりを見ていると、「こんなに自由に生きていいんだ」と思えてくる
もう登場人物みんなが、この兄妹がニートであるということを、当たり前のこととして受け入れてるんですよ。
1つの個性として認めているというか。
その様子が、見ていてほんとに和むんですよね。あー、こんな感じで自由に生きてもいいんだなー、と。
読んでいて、一種の解放感を感じるわけです。
日本人はまじめすぎる、とかよくいうじゃないですか。
学校を卒業したら働くのが当たり前。働いてないやつは「ダメなやつ」と見下す、みたいな空気ありますよね。
そういう空気に支配されている世の中で、息苦しい思いしてる人っていっぱいいるんじゃないかと思うんですよね。僕もその一人ですし。
違和感を感じながらも、「みんな働いているし」とか「世間体が悪いし」みたいな理由で、仕事を仕方なくやっている人、非常に多いのではないかと思います。
そんな人は、このマンガを読むと、自分の価値観が揺さぶられると思います。
落ち込んだ時に働かないふたりを読むと、「これでいいんだ」と思って救われる
そういう意味で、このマンガを落ち込んだ時に読むといいんじゃないかと思いますね。
このマンガ読んでると、
あ、夜中じゅうゲームやって、みんなが働きに出る朝8時ぐらいになったら寝て、夕方起きてきて相撲見る、みたいな生き方してもいいんだ。
って思えます。
きっと楽になるはず。笑
まとめ:働かないふたりは現代人に癒しをもたらす名著
というわけで、突如思い立って「働かないふたり」というマンガのご紹介をしてみました。
この本を読むと、ほんと「頑張りすぎなくていいな」って思えます。なので、ストレス社会日本においては、こういうマンガは非常に必要とされているような気がしますw
ご興味ある方は、ぜひどうぞ。読んでみると癒されますよ。