親、家族(夫・妻)が不動産投資に反対した時の対処法

この記事では、親や家族が不動産投資に反対した時の対処法について紹介します。

不動産投資ってリスクのあるビジネスなので、親や家族の理解が得られないケースが多いですよね。僕も不動産投資を始めるときは親に反対されました。「なんで、借金をしてまでそんなことやる必要があるの?」という感じで。

親や家族の理解を得るための、「対処法」について以下にまとめました。不動産投資を始めるうえで、親や家族の反対がネックになってしまっている人は、以下のポイントを実践することで、不動産投資を始めることができるようになるはずです。

とにかく丁寧に、熱意を込めて説明する

親や家族がどんなにわからず屋でも、説明しましょう。自分なりに丁寧に、熱意を込めて、「不動産投資をやることがどんなに優れたことなのか」を、筋道立てて説明しましょう。

この時、ポイントがいくつかあります。

具体的な物件を見せながら説明する

不動産投資を全くやったことがない人は、不動産投資についてイメージすることが全くできません。

人間、見たことないもの、未知のものには恐怖を感じてしまうものです。

具体的な物件を見せずに説明をしてしまうと、それだけで拒絶反応を示されてしまう可能性があります。

自分が今買おうと思っている物件を具体的に示しつつ説明することができれば、ある程度理解を得られやすくなります。立地、築年数、広さ、間取り、価格といった点について具体的な情報を見せながら説明しましょう。

数字も示しながら説明する

数字を示しながら説明することも大事です。

投資をやる、というと、それだけで「うさんくさい」と感じてしまう人もいます。そういう人に対しては、数字を具体的に並べ、「こんな投資であれば、めったなことがない限りは失敗しないな」ということを理解してもらいましょう。

保守的な想定(ストレスケース)でも大丈夫、ということを説明する

数字を示しながら説明をするのですが、その時、「思ったよりうまくいかなかった場合」でも大丈夫、ということを説明すると、理解が得られやすいです。

保守的な想定(ストレスケース)でも儲かるよ、ということを説明するわけですね。

例えば、

「この立地でこの間取りなら、どんなに固く見積もっても〇万円ぐらいでは貸せるよね。」

「返済がこれぐらいで、月々の経費がこれぐらいだから、どんなに固く見積もっても月々〇万円ぐらいのキャッシュフローが見込めるよね。」

「この物件売るときは、もし相場が悪化した時でも、少なくとも〇万円ぐらいでは売却できるよね。

という感じですね。

うまくいかずに撤退する場合の損失を説明する

うまくいかずに撤退する場合の損失を説明するのも大事ですね。

例えば、1,000万円の物件を買う場合。「撤退損失は最大1,000万円」と考えがちなんですけど、そうじゃないんですよ。

撤退するときは、その物件を処分するわけなので。例えば、どんなに安く見積もっても、800万円ぐらいでは売れたりするわけです。

であれば、1,000万円で買って、800万円で売るので、損失は200万円なんですよ。

最大の撤退損失は1,000万円じゃなくて、200万円。この違いは大きいですよね。

「みんな住宅ローン組んでるじゃん」って言う

不動産投資に反対する方は、「借金は悪」という考えを持っている方が多いです。

日本人に多い考え方ですね。借金してまで、人のための貸家を買ってどうするの?という感じの考え方です。

そういう人には、「みんなだって、住宅ローン組んでるじゃん。それはいいの?」と聞きましょう。

住宅ローンは、自分たちが住むために家を買うものです。なので、住宅ローンで買った家は何も収益を生み出しません。

一方で、ローンを組んで投資用不動産を買った場合、その不動産がキャッシュフローを生み出してくれます。

なぜ、住宅ローンは良くて、投資用不動産ローンがいけないのでしょうか。

むしろ、金をまったく生み出さない住宅ローンの方が、投資用不動産ローンよりダメなんじゃないでしょうか。

こんな感じで説明してみましょう。

小額から始める

小額から始める、というのも一つの考え方です。

小額であればリスクも小さくて済みますからね。例えば、数百万円の物件とかであれば、初期投資がだいぶ少なくて済みます。リスクが小さければ、親や家族の理解も得やすいはず。

ちなみに、僕の場合は、初めて買った物件は大体900万円ぐらいでした(中古区分マンション)。

結果で示す

いろんなことを説明しても、全然納得してもらえないこともあります。というか、その方が多いのかもしれません。「不動産投資なんてけしからん!」と頭から決めてかかっている人の考え方を変えるのは、簡単なことではありません。

そういう時は、いさぎよく諦めましょう。

親や妻(夫)になんと言われようが、理解を得ることをあきらめて、買ってしまいましょう。

買って、しっかり結果を示してしまえばいいんです。結果を示すと、だんだんと態度が変わってきますから。事後的に理解をしてくれる、ということですね。

僕の場合はそうでした。

親が不動産投資に反対していたのですが、僕は反対を押し切って購入しました。最初に買ったのはファミリータイプの中古区分マンションです。

このマンションは購入時から入居者さんが入っていて、毎月10万円ちょっとの賃料を欠かさずお支払いしてくれます。

銀行借入返済と、管理費・修繕積立金を引くと、月々2万円程度のキャッシュフローが残ります。

親に、毎月欠かさず10万円ちょっとが振り込まれてきている通帳を見せると、だんだん態度が変わりました。小額ずつではありますが、着実に預金残高が積みあがる様子を見て、少しずつ不動産投資のメリットを理解していってくれた感じです。

このように、理解してもらえない場合は、最後は結果で見せる、ということしかないのではないかと思います。

終わりに

この記事では「親や家族から不動産投資に反対された時の対処法」について書きました。

ポイントは、

・とにかく丁寧に、熱意を込めて説明すること

・住宅ローン組んでる人はたくさんいるのに、なぜ投資用ローンがダメなのか、を聞くこと

・小額から始めること

・(理解が得られない場合は)結果で示すこと

でした。

僕自身、不動産投資を始める前は親の理解がなかなか得られませんでしたが、今では、親も全面的に応援をしてくれています。

なかなか親や家族の理解が得られず困っている、という方は、ベストを尽くして説明することと、もし納得してもらえなくても結果で示すことを心がければ、きっと最後は丸く収まるはずです。ぜひ試してみてください!

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA