「投資」というと、「お金を稼ぐためのもの」と思われがちですよね。
たとえば株式投資。単に株を安いときに買って、高くなったら売るみたいな。ちょっとマネーゲームっぽくて、社会の役に立ってる感じはあまりしません。
けど実は、投資で「社会貢献」をすることもできるんですよ。投資で社会貢献って、あんまりそんなイメージないと思いますけど、実は可能なんです。
マイクロファイナンス機関に投資する方法
例えば、マイクロファイナンスって知ってますでしょうか。開発途上国にたくさんあるんですけど、要は「貧困層向け融資」ですね。
銀行って、貧困層にお金貸さないんですよ。なぜなら、返済能力があやしいから。貧困層には金を稼ぐ力がないし、財産持ってないし、担保提供できないわけですから。
でもそういう人たちにお金を貸すのがマイクロファイナンス。
金を貸した後も、貸した相手としっかりコミュニケーション取ってちゃんと返済するようフォローしたり、同じ村で5人同時にお金を貸して全員お互いの連帯保証人みたいにさせることでプレッシャーかけたり、といった工夫をすることでお金を貸す仕組みですね。
このマイクロファイナンスによって、これまでお金を借りられなかった貧困層がお金を借りられるようになり、ビジネスを立ち上げたりしているわけです。それで、彼ら・彼女らが貧困脱出したりしていると。
このマイクロファイナンス機関にお金を貸せたら、社会貢献だと思いませんか?
クラウドクレジットっていうソーシャルレンディングのサービスを使うと、海外のマイクロファイナンス機関にお金を貸せたりするんですよ。
クラウドクレジットについては以前詳しく書いたので、こちらの記事もあわせてどうぞ。
例えば、今募集しているやつで行くと、【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド8号ってやつがありますね。期待利回り12.9%、運用期間約13カ月。収益性も悪くないです。(ロシアルーブル建てなのがちょっと怖いですけどね。。)
クラウドクレジットじゃなくても社会貢献的な投資はできるが、ネックあり
クラウドクレジット以外にもそういうことやっている業者はあるんですよ。例えば大和証券。大和証券はこの分野の先駆けで、マイクロファイナンスファンドをはじめ、いろんなファンドをやってます。
ただ、大手証券なので手数料が高いんですよね。僕としても全ファンドについて手数料が高いかを検証したわけじゃないんですけど、大手証券会社って基本手数料高いんですよ。なぜなら、たくさん従業員を抱えて、たくさん広告宣伝費使ってるから。
その点、クラウドクレジットみたいなネットだけでやってる業者はいいです。従業員少ないだろうし、広告宣伝費もそこまで使ってないケースが多いですから。
あとは社会貢献っぽい投資でいくと、kivaっていうサービスがあるんですけどね。海外のサービスなんですけど。これは面白いです。何かというと、「海外貧困層向け・投資型クラウドファンディング」みたいな感じですかね。
海外の貧困層の方が、例えば「肉屋を開業したいので1万ドル集めたい」みたいなことを書いてるわけです。そこに共感すれば、100ドルぐらい投資してあげる。
無事に1万ドル集めることができたら、その人が肉屋を開業できる。肉屋を成功させて金を稼げたら、投資した100ドルを返してくれるわけです。
そしたら、その返ってきた100ドルを他の方に投資すればいいわけです。そうすると、どんどん金が回って、途上国で新しいビジネスが立ち上がっていくという仕組み。面白いですよね。
ただ、問題は投資側に経済的リターンがないことなんですよ。100ドル投資したら、返ってくるのも100ドルだけ。利息とか配当とかはないです。「うまくいったんだー、よかった。支援できてよかった」という精神的な満足感がリターンですね。
てな感じで、いろんな業者が「投資×社会貢献」という軸でサービスを展開してるわけですけど、手数料高かったり、金銭的リターンなかったりするわけです。
クラウドクレジットを使うと、社会貢献度も高く収益性も高い案件に投資できる
そこでクラウドクレジットですよ。クラウドクレジットは社会貢献性と収益性を兼ね備えた投資案件を提供してくれてると思いますね。
新興のソーシャルレンディング業者なので、もちろん今後どうなるか不安な面はありますよ。投資した金がちゃんと戻ってくる保証もないわけで。ただ、いいなー、面白いなー、とは思うわけです。
てなわけで、クラウドクレジット、いいですよー。投資×社会貢献を追求したい方にはぜひおすすめできますね。