リフォームをする上で問題になるのは、いかにして費用を抑えるか、ということ。
特にこれまで一度もリフォームしたことがない人は、どの業者にどんな頼み方をしてよいか全然わかりませんよね。
たぶん多くの人は、リフォームなんて一生のうちに1回か2回ぐらいしかしないのではないでしょうか。しかも、リフォームの部材や費用のことなんて、普段の生活で触れることがありませんからまったくわからないはず。
そんな中でコストを抑えながら、うまくリフォームをする、というのは至難のわざです。
僕は不動産投資をやっていて、これまで3棟の戸建てをリフォームしてきたのですが、1棟目のリフォームをするときは相当手探りの状況でやっていました。
1棟目の時の経験を振り返ってみて思うのですが、リフォーム知識ゼロの人が業者から搾取されずにうまくリフォームをやるには、リフォーム一括見積もりサービスのホームプロを使うのが良いですよ。
今日はそのことについて書いてみます。
目次
一部のリフォーム会社は「ものすごくボッタクっている」という事実を知ろう
いきなり過激な見出しとなってしまいましたが(笑)、これは事実です。
「倍以上」の価格差があることも
僕はこれまで3棟のボロ戸建てをフルリフォームしてきているので、相当な数のリフォーム業者さんに見積もりを依頼してきました。
そこでわかったのは、リフォーム業者さんが出してくる見積もりには相当な価格差があるということです。
驚くべきことに、リフォーム業者さんが出してくる見積もりには、「倍以上」や、ひどいものだと「3倍以上」の差がつくことがあります。
こんなに差がつくと、「いったい何で!?」と思いますが、事実なのです。
たとえば、家の壁紙・床を全部張り替えるリフォームの見積もりを取るとします。
ある業者さんは60万円の見積もりを出してきて、ある業者さんは120万円の見積もりを出してくる、ということが普通に起こるのです。
マジですよ。
これって本当に恐ろしいことだと思うのです。
何も考えず1社から見積もり取って発注 → 愚の骨頂
この事例一つとっても、「適当にネットで見つけた業者1社に発注」することが愚の骨頂であることがわかります。
リフォーム初心者が、「業者がどれくらいマージンを乗せてきているか」なんて、わかるはずがありませんから。
「見積もりに来てくれた人がいい人そうだから」
「大手企業がやっているから」
そんな理由だけでリフォームをお願いしてしまったら、実は数十万円、数百万円無駄に金を払っていた・・・なんてことになりかねません。
リフォーム知識ゼロの人が最も安く簡単にリフォームする方法は「相見積もりを取ること」
リフォームをするときに相見積もりを取れば、「ぼったくられるリスク」をかなり軽減できます。
いくつかの業者さんを呼んで相談をしていくうちに、知識もついていきます。
明らかに高すぎる見積もりを出して来たらすぐにわかるようになりますし、「なぜここはこんなに高いんですか?〇社さんはここはいくらでしたけど」、みたいな交渉も可能になってきます。
DIYとか施主支給をやれば更に費用を抑えられるかもしれないが、初心者にはハードル&リスク高い
ちなみに、リフォームを自分でやってしまえば(DIYってやつですね)、さらに費用は抑えられます。
たとえば、壁紙張替えというリフォームをしたければ、リフォーム業者さんに頼むのではなく、自分でホームセンター行って壁紙とのり買ってきて、自分で頑張って張り替える、という感じですね。
かかる費用は部材代だけになりますので、費用は相当抑えられるはず。
また施主支給という方法でも費用を抑えられます。
これは、仕事をお願いする側が部材を購入して、それを職人さんに渡し、職人さんに取り付けなどだけお願いする、というやり方ですね。
たとえば、洗面台交換をしたければ、洗面台を自分でホームセンター行って買ってきて、水道工事職人さんを探し出し、その人に取付だけ依頼する、というやり方です。
施主支給もうまくやれば、部材を安く仕入れることができ、トータルのコストを抑えることが可能です。
でも僕は、DIYも施主支給も簡単にはおすすめできません。初心者にはハードル&リスクが高いからです。
DIYは思った通りに仕上がらないことがザラにありますし、施主支給も取り付けられると思って買った洗面台が、実はサイズが合わず取り付けられなかった・・・みたいなことが起こります。
「多少失敗してもいいや」ぐらいの気持ちならやってみてもいいかもしれません。それに僕のようにたくさん不動産を取り扱う人は、経験値を貯めるためにDIYと施主支給にチャレンジするのもいいでしょう。
でも、そうでない方々は、きっちり仕上げたいならプロに頼んだ方が安心です。
あとは、ごく一部の簡単な作業だけDIYにして、その他の大部分はリフォーム業者さんに発注する、という感じで、使い分けていくのもいいかもしれません。
「知り合いからの紹介」であれば安心か?
よく聞くのが、「知り合いからの紹介」でリフォーム業者さんを選べば安心、というもの。たしかに、一度知り合いの家をきれいにリフォームしてくれていたりするのであれば、その実績もあるし、信頼がおける、という考えも一理あります。
知り合いの紹介だからと言って、良い業者かどうかは不明
でも僕は、知り合いからの紹介だからと言って、その業者が本当に良心的な業者かどうか、なんてわからないと思います。
知り合いから紹介された業者が良心的な業者であるためには、まず、
・業者を紹介してくれた知り合いの方が、リフォームに精通している
ことが必要です。リフォームに精通していなければ、その業者の工事品質が良いのかどうか、出してくる見積もりが安いのかどうかなんてわかりっこないんですから。
加えて、
・業者を紹介してくれた知り合いの方が、信用のできる方である
ことも必要です。昔からの親友とかだったらいいですけどね。そうじゃない人なんだったら、業者から何らかの見返りを受ける代わりに、あなたにその業者を勧めてきているのかもしれません。
でも「リフォームに精通していて、信用もできる」知り合いがいる場合なんて、そうそうないですよね。
だから「知り合いからの紹介であれば安心」などとは言い切れないと僕は思うのです。
知り合いから紹介された業者も、相見積もりに含めればいい
では知り合いから業者さんを紹介されたときはどうすればいいのでしょうか?僕の答えは簡単で、その業者さんも含めて相見積もりを取ってしまえばいいんです。
相見積もりを取ったうえで、知り合いから紹介された業者さんが最も良い提案をしてきたら、その業者さんにお願いすれば良いのです。
ただ、仁義を通すために、知り合いには「相見積もり取るから、紹介してくれた業者さんに必ずお願いするかわからない」と伝えておいて、業者さんにも「相見積もりにはなってしまいますが、それでももしよろしければ、見積もりをお願いできればと思います」と事前に伝えておきましょう。
そうすれば、あとでモメたりすることもないはず。
相見積もりをするときのおすすめサービス:ホームプロ
僕は1戸目の戸建てでユニットバスをリフォームするときに、リフォーム一括見積もりサービスのホームプロを使いました。結論としては、使ってよかったです。
ホームプロは、自分の予算、お願いしたい工事内容等を記載すると、それを読んだリフォーム業者さんが見積もりを出してきてくれるサービスです。
僕がホームプロをおすすめする理由を以下にざざっと説明していきます。
簡単に相見積もりできる
まず、単純に楽ですよね。
自分でネットとかタウンページとかから1社1社リフォーム業者を探し出して、相見積もりを取ることももちろん可能ですよ。
でもその場合、リフォーム業者を探す手間もあるし、1社ずつに同じ説明をしなきゃいけないし、で結構面倒くさいんですよ。
ホームプロだったら、依頼内容を書いたら、リフォーム業者さんの方から一斉に提案を出してきてくれる。
こっちからリフォーム業者さんを探さなくても向こうから声をかけてきてくれるわけですね。これは楽です。
リクルートが出資している
ホームプロにはリクルートが出資しているんですよ。
リクルートといえばリクナビ、suumo、ゼクシィなどなどの優良サービスを多数運営している会社ですし、信頼がおけます。
また、リクルート以外にも大阪ガス、NTT西日本、NTT東日本が出資しているみたいですね。
少なくとも「変なこと」をしているような会社ではないでしょう。まっとうな会社だと思います。
審査に通った業者のみが登録されている
ホームプロの審査を通った業者しか、ホームプロには登録されていないらしいんですよね。
ホームプロが業者を登録するにあたっては、たとえば登録業者の財務内容とかチェックしているし、スムーズにコミュニケーションをとれる条件としてインターネットをまともに使える会社か、とかもチェックしているみたいなんですね。
だから、まずここで「変な業者」がある程度はじかれていると思うので、安心感があります。
僕がホームプロを使ってみた感想
工事内容:ユニットバスの取り付け
僕がホームプロで依頼したのはユニットバスの取り付けです。
僕が買った家は築40年超のボロ家。在来工法の浴室で、壁も天井もカビまくり。タイルは丸石タイプで昭和感満載。
そんな状態でしたから、これはもうまるごと取り替えてしまおう!ということで、ユニットバスにすることにしました。
↓こんな感じの浴室でした。相当残念な感じですよね。。
3社が連絡をくれた
見積もり依頼を出すと、3社がすぐに連絡をくれました。
どの業者も「一度現場を見ないと、正確な見積もりはできない」と言うので、現場を見に来てもらいました。
実際に現場を見てもらって、見積もりをもらうと、3社それぞれに価格差がありました。
A社:82万円
B社:70万円
C社:100万円
というわけで、工事内容は同じにもかかわらず、70万円~100万円まで30万円もの差が出る結果となりました。
しかも一番安かったB社は、リフォームローン会社と提携していて、70万円のうち半分の35万円については金利0%、60回払いのローンでもOKということでした。
B社の営業マンの方は知識も豊富で信頼できそうな方なので、迷わずB社に決めましたね。
ホームプロを使ってみての感想。満足です!
で、直してもらった結果のユニットバスがこちらです。
ビフォーと比べると、相当きれいになりましたよね。まぁもともとが相当ひどかったですから・・・。
というわけで、安い業者さん選べましたし、工事の仕上がりもよかったですし、ローンも組めたしで大満足でした!
まとめ:リフォーム初心者の方は、ホームプロでとりあえず相見積もり取るのがおすすめ!
というわけで、ホームプロおすすめです。
リフォームは知識ゼロの方が簡単にボッタクられる世界です。でも、ホームプロで相見積もりを取ることで、そのリスクを相当軽減できます。
ホームプロでの相見積もりは無料で取れますから、とりあえず登録して、相見積もりを取られてみてはいかがでしょうか。