僕はいま、横浜に築40年ぐらいの古い家を買って、必死こいてリフォームしております。水道工事や電気工事などの難しい工事は業者さんにお願いをしていますが、自分でできる工事は自分でやって、極力費用を抑えようとしてます。
先日は、このブログ経由でお手伝い希望の方が2名来てくださり、のんびりおしゃべりしながら、柱にステインを塗り塗りしていました。
今後も基本土日での作業を募集中ですので、ご希望の方はどしどしご連絡くださいね~。連絡方法などはこちらの記事からどうぞ。
というわけで、先週土日は柱にステインを塗りたくってきたので、今日はステインを塗るときの方法や留意点などについてまとめたいと思います。
目次
そもそもステインとは?水性・油性の違いは?
そもそもステインとは何かというところを簡単に説明します。ステインを僕なりに説明しますと、「木に染み込ませていい感じの風合いを出す液体」です。
木が日に焼けて傷んでしまっていたり、色ムラが出てしまっているときに塗ると効果を発揮します。ムラがあまりなくなり、木目は残しつつ良い感じの風合いになります。
写真でお見せすると、こんな感じが、
こんな感じになります。
水性・油性の違いですが、「水性は水で消えるけど色付きが弱い(2度塗りした方がベター)、油性は水で消えないけど色がしっかりつく(1度塗りでOK)」、と僕は理解してます。
正直油性を使ったことがないので詳しいことはわかりませんw
まぁ水性を使ってみて不便を全然感じないし、僕のマスキングはいい加減なので、あとから水拭きでふき取れる水性のほうが使い勝手が良いです。これからも水性を使うと思います。
というわけで、初心者の方には水性ステインがおすすめです。
柱・長押(なげし)へのステイン塗装に必要な材料
ステイン塗装のために必要な材料は以下の通りです。
・水性ステイン
・刷毛(細いものと太いもの)
・パレット
・ゴム手袋
・マスキングテープ
・ぞうきん
・汚れてもいい服装
柱・長押にステイン塗装する手順
では、実際に塗装を行っていく手順を書いていきます。
まずは汚れ落とし
まずは柱などについている汚れやほこりを落としましょう。ぞうきんを固く絞って水拭きすればOKです。
マスキング(養生)
汚れを落としたら次はマスキングです。ステインをつけたくない場所にマスキングテープを貼っていきましょう。
あんまりぴっちり貼れなくても大丈夫です。多少どこかにステインがついたとしても、水性ステインだったらすぐ水拭きすれば落ちますから。
ちなみに、壁紙張替えとかをやる人は、張替え前にステインを塗ってしまうと楽です。マスキングを貼らずに、ステインをはみ出させまくりながら塗れますからね。
こんな感じで。(↓ステインがはみ出しまくっちゃってます^^)
細い刷毛で塗りにくいところを先に塗る
まず細い刷毛にステインをつけて塗っていきましょう。すみっこ等の塗りにくいところを塗っていきます。
さきにこの作業を済ませておくと、太い刷毛での塗り作業が楽になるので、太い刷毛でべしゃーっと塗りたくなる欲求を抑えて、まずは細い刷毛で塗りましょう。
太い刷毛でがんがん広い面積を塗っていく
いよいよ待ちに待ったメイン部分です。太い刷毛でがんがん広い面積を塗っていきます。
この時のコツですが、あまりステインをつけすぎず、薄く広く塗り伸ばしていくといい気がしています。
あと、あまりムラを気にしなくて大丈夫です。乾くといい感じになりますから。
もし乾いていい感じにならない場合は、二度塗りすればいい感じになります。
なので、あんまり神経質にならずに、刷毛にステインをちょろっとつけて、それを塗り伸ばしていく作業を淡々とやっていけばOKです。
柱・長押にステイン塗装をしてみて感じたこと
やってみて感じたのは、
・簡単!お手軽!
・木がムラだらけになってたり、穴がいっぱい空いてたりしたら、ステイン塗装は効く!
ってとこでしょうか。
上に書いた通り、単に汚れ落とした後に軽くマスキングして、刷毛に薄くつけて塗り伸ばしていくだけですから作業自体は超簡単です。
小学校・中学校の時、図工・美術の成績が残念だった僕でも簡単にできます。
うまくいかなかったとしても2度塗りすれば問題なしです。
そんな簡単なステイン塗装ですが、ムラムラになってしまっている柱などをきれいにするのに効果を発揮します。
塗り終わると、だいたい均一な色になるのでムラが消えるんですよね。
塗り終わると部屋全体が「締まった」ような感じになります。良い感じです。
最後にビフォー・アフターをざざっと。
というわけで、最後にビフォーアフターをざざっと載せておきますね。
ビフォー
アフター
というわけでステイン塗装、簡単にいい感じになるのでおすすめですよ。ご興味ある方はぜひ試してみてくださいね~。