脱サラしたい。起業したい。独立して自由を手に入れたい。
でも会社を辞める勇気はない。
そんな方、たくさんいるのではないでしょうか。何を隠そう、僕がまさにこれです。
学生のころから起業家をかっこいいと思い、憧れました。学生起業家みたいな人を、羨望のまなざしで眺めていました。
けど、自分が起業をする勇気などまるでなく、起業どころか、大学を卒業すると、「超」がつくほど保守的な大企業に就職してしまいました。
その後も「起業したい。脱サラしたい」という思いを抱えながら、脱サラに踏み切ることはできませんでした。
なぜなら、怖かったからです。独立して、自分だけの力で稼いでいけるかがわからず、不安だったからです。この不安に打ち勝つことができず、独立・起業に踏み切れませんでした。
でもこれから僕は、何としても脱サラしてやろうと思ってます。
「臆病者」の僕でも、脱サラ・起業・独立を実現する方法を、今日は書いてみます。
目次
働きながら、平日夜・週末に副業で稼ぎ、副業だけで食えるようになったら会社を辞める
会社を辞める勇気がない人は、これしかないと思います。
まずは働きながら、平日夜・週末に副業で稼ぎます。
この間、サラリーマンとしての仕事は続けていますから、毎月の給与収入が途絶えることはありません。副業で成果が出なくても、焦らずじっくり取り組むことができます。
そして、副業でいまの給与以上に稼げるようになって、「よし、これで会社を辞めても食っていける」という確信が持てたら、そこで初めて会社を辞めて独立・起業すればよいのです。
「会社を辞めること」についての自分の覚悟・適性を試せる
副業だけで食えるようになる水準まで稼ぐというのは、正直相当大変です。自分のプライベートな時間はすべて副業に捧げるぐらいの姿勢が必要です。
平日夜仕事が終わったら、同僚との飲み会の誘いを断り、家に帰って仕事。土日も朝から晩まで仕事。それを「大変」ととらえるのではなく、むしろ「気分転換になる」「楽しい」と感じられる人が、副業での稼ぎを伸ばし続けられるのではないでしょうか。
生半可な覚悟では副業で十分に稼ぐことはできません。副業で稼ぐことにチャレンジすることは、自分が「脱サラしてもやっていけるか?」という覚悟や適性を試すためにも良いです。
「やっぱり俺にはサラリーマンが向いてるな」という後戻りも可能
もし副業も何もやらずにいきなり会社を辞めてしまうと、後悔することになるかもしれません。「もっと楽な仕事だと思ってた」「もっとすぐ稼げると思ってた」ということになってしまっては残念です。
副業をやってみて、「やっぱりこれは俺のやりたいことじゃない」となれば、副業を辞めて本業に戻ってもいいのです。「やっぱ、毎月の収入が保証されてるサラリーマン最高!」となるかもしれません。
本業を辞めずに副業をやれば、こういった「後戻り」も可能になるのです。
手がけるべきは、リスクの低いビジネス
副業として手がけるべきなのは、リスクの低いビジネスです。失敗したら大ダメージを負って再起不能になってしまうようないビジネスは極力避けるべきです。
元ライブドア社長の堀江貴文さんが「ビジネス四原則」として失敗しにくいビジネスについて紹介しています。
- 小資本で始められる
- 在庫がない(あるいは少ない)
- 利益率が高い
- 毎月の定期収入が確保できる
この4つの原則を満たすようなビジネスは、サラリーマンが副業として始めるには理想的だと思います。こういった商売であれば、失敗しても大ダメージを追う心配はありません。
「ネット系」のビジネスはリスクが低い
「ネットで稼ぐ」系のビジネスの多くは、リスクが低いものが多いです。
例えば、ブログを書いて広告収入を得てみる、ココナラという自分のサービスを500円で販売できるサイトで自分のスキルを販売してみる、クラウドワークスなどのクラウドソーシングで仕事してみる、といったことですね。
これらの仕事は、在庫が必要ありませんし、初期投資もありません。パソコンとインターネットがつながる環境さえあれば、すぐに仕事を開始することができます。
サラリーマンが働きながら始める副業としては、最も代表的なものであり、おすすめです。
不動産投資は初期投資がいるが、成果を出しやすいビジネスなのでおすすめ
僕が取り組んでいる不動産投資は、先ほどのビジネス四原則のうち、「小資本で始められる」というところから少し外れます。ある程度の初期投資が必要になってしまうことが多いですからね。
ですが、僕はサラリーマンが取り組む副業として、不動産投資は大いにアリだと思ってます。なぜなら、
・ノウハウが確立されており、知識ゼロからでもある程度勝負できる
・売上の見込みが立てやすい
・競合が弱い(商売っ気のない地主系大家がまだまだ多い)
ので知識ゼロからでも成果が出しやすいビジネスであり、ある意味「リスクが低い」ビジネスだからです。不動産投資の学校あたりでみっちり学んでから参入すれば、そうそう大失敗することはないでしょうし。
「副業だけで食っていける」という確信が持てた時が、会社の辞め時
副業にコツコツ取り組んでいれば、最初は100円、1,000円の売り上げかもしれませんが、徐々に成果が出てきて、10,000円、100,000円と売り上げがどんどん増えていくはず。
そして、「あ、これは会社辞めても、副業だけで十分食っていけるわ。」と思えた時が、会社の辞め時です。
会社を辞めることに臆病な僕でも、副業での稼ぎが月100万円までいけば、「副業だけで食っていける」と確信できそう。
いくらまで稼げるようになれば「会社を辞めても大丈夫」と思えるかは、一人ひとり違うと思います。ビジネスの種類によっても違うでしょうし、その人の”臆病さ”によっても違うでしょうから。
自分が「もうこれは辞めても大丈夫」と思えるまで副業を伸ばし続けましょう。そして、脱サラを決めましょう。
僕もこれから頑張ります。