「クラウドクレジット」が面白い理由。現役の投資家が解説します

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いま僕が一番力を入れているのは不動産投資ですが、最近、ソーシャルレンディングにもハマっています。小額でちょこちょこ遊び程度にやってるだけですが…

最近、初めて分配金をもらえてテンション上がりましたw


さて、そんなソーシャルレンディングですが、数多くの会社が続々と参入しており、群雄割拠の状態です。

僕としては、全部を比較してどれを利用するかを考えるのはしんどいので、適当にピックアップして「面白そうだな」と思ったらつまみ食いするような感覚で投資していこうと思ってます。

そこで今回紹介したいのが「クラウドクレジット」。ここなかなか面白そうです。どこが面白いのか説明しますね。

前提:ソーシャルレンディングにおいて、運営者・株主が信用できそうかどうかは極めて重要

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ソーシャルレンディングって、投資・融資する案件の詳細がわからないことが多かったりするんですよ。

「ざっくりこういうスキームだよ」っていうのはわかるんですけど、たとえば、お金を貸す相手の直近3年の決算とか、開示されてなかったりしますし。

銀行に「お金を貸してください」って言ったら、当然それぐらいの情報は要求されるんですけどね。ソーシャルレンディングの場合は、個人が貸付人ということもあって、そこまでの情報を求めないじゃないですか。

だから、案件の透明性が微妙…ということは、正直よくあります。

そんな中で、何が重要になってくるかと言うと、一つのポイントとしては、「運営している会社が信用できそうかどうかっていうところだと思うんですよ。

「案件の詳細はよくわからんけど、お前が言うなら大丈夫だろう!」という感じですね。運営者の信用・信頼で金を貸す感じです。

クラウドクレジットの代表者は良い感じ

その点、クラウドクレジットはかなり信用できそうなんですよねー。

代表者の方はこちら。東大卒できっちりと金融機関キャリアを歩んで来られた方。

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代表取締役 杉山智行(すぎやまともゆき)

東京大学法学部卒
大和証券SMBC入社

金利、為替の自己勘定取引部門で日本国債への投資業務に携わる

ロイズTSB銀行東京支店入行

3600億円の資金ポートフォリオ運用子会社の運用責任者として日本国債および海外社債の投資を行う

当該子会社の日本における代表として収益計画および人事/経理/税務の管理も担当

銀行では資金部で、支店経営陣に対してリテール預金の獲得など日本での事業機会を助言

クラウドクレジット株式会社設立

クラウドクレジットの株主もかなり良い感じ

株主がいい感じかどうか、っていうのはすごく重要です。

株主は、クラウドクレジットに出資するにあたって、当然、

・社長は信用できそうか

・(会社の決算資料を見て)業績や、財務体力は十分か

・会社の事業計画の実現可能性はどうか

といったことを、しっかり検証したうえで、出資をしているはずですから。

僕はクラウドクレジットの事業運営状況をそこまで深く知ることはできませんが、株主の方々は、多様な情報を集めたうえで、リスクテイクして、このビジネスに投資しているわけですから。

なので、株主がいい感じのところ(=信用できるところ)であれば、この会社・ビジネスも、なかなか信用できるわけですね。

で、クラウドクレジットの株主構成はというと、以下のような感じです。

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見てください。この顔ぶれ。いい感じですね。

まずは言わずと知れた伊藤忠商事

そして、フェムトグロースキャピタル。ここはベンチャー界隈ではかなり有名なベンチャーキャピタルですね。このベンチャーキャピタルを立ち上げた磯崎さんの著書は、ベンチャー起業家の間では必携書のひとつにもなってます。

そしてマネックスベンチャーズ。ネット証券会社の中では大手のマネックス証券が運営しているベンチャーキャピタルですね。

(GCIキャピタルは…すみません、知りませんでした)

上記3社が出資しているというだけで、僕の中ではクラウドクレジットに対する信頼感は相当上がります。彼らがきっちり資産・事業を査定したうえで、出資したわけですからね。

クラウドクレジットが掲げるビジョンにめちゃ共感する

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掲げているビジョンが、僕が以前抱いていたビジョンそのものなんですよ。

実は僕、金融機関に勤めてるんですが、金融機関に入りたかった理由が、クラウドクレジットの社長が掲げているビジョンとばちっと一致するんですよね。

彼らの掲げるビジョンの中にこんな一節があります。

常により効率的な
世界のお金の流れを創り出すことで
より豊かな社会を実現する

(中略)

3. 日本のお金が世界で還流する仕組みを作る一翼を担う

私たちクラウドクレジットは、ネットを通じて世界で小口融資を行う機会を日本の個人投資家の方に提供することから事業を始めました。

日本という国は高度経済成長が終わり人口減少時代に入り、政府債務も増加しており、その経済の先行きを楽観視する人は多くありません。

しかし私たちは、日本のお金の流れを変える、すなわち日本のお金が世界で還流するようにすれば日本はこれからますます豊かになると思っています。

経済成長によって蓄積された民間の資産が世界にリスクマネーとして供給され、そのお金で経済成長した国々が日本政府が発行する国債を消化するようになれば、欧米の金融先進国がすでに創り上げている、海外の国々にリスクマネーを供給して海外の国々に国債を消化してもらい、国として利ざやを稼ぐという仕組みができます。

クラウドクレジット1社でこの仕組みを作ることは出来ませんが、日本の金融スタートアップ企業として、私たちはどのように海外にリスクマネーを供給して世界の国々に一層の経済成長してもらうのかの道筋を示し、日本がますます豊かになるお金の流れを作る一翼を担います。

いやー、いいですね。

日本は完全に金余りですが、発展途上国ではお金を必要としている事業者がたくさんいるんですよね。だから日本の預金者の金を海外の若干リスク高いプロジェクトとかにがんがん流していけばいいじゃないですか。

日本人もそこからリターンを得て、海外でも新しい事業が生まれたらwin-winですよね。

これぞ金融の存在意義だと思うわけです。クラウドクレジットは、それを真正面から実施しようとしているなー、と。いいですねー。

もちろん実際は、海外のリスクが高い案件をしっかり精査した上で投資・融資しないといけないので、簡単にできることではないですよ。

ちゃんとやらないと、このビジネス自体、早々に破綻しちゃうと思うんですけどね。

でも理念自体は素晴らしいなぁと思うわけです。

クラウドクレジットには魅力的な案件が揃っている

案件を見てみましょう。ざっと見た感じ、よさげなやつがそろってますよ。

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利回りは8-14%程度。

外貨建のものもあれば、円建のものもあり。

国・プロジェクトも多彩です。自分が応援したい国の案件に投資してみるのも楽しいですね。

まとめ:というわけで、クラウドクレジットで口座開設します

いろいろと見てきましたが、クラウドクレジット、かなりいい感じです。

ただこの会社、2013年1月とわりと設立してから時間が経っているのに、2016年8月現在で成約ローン総額が10億に満たない状況ですから、ビジネスとしては今のところまったく採算に乗ってないと思われます。

(仮に成約ローン総額の3%ぐらいを手数料として得ていたとしても、売上3,000万円。3年間運営して3,000万円じゃ、人件費・家賃光熱費・広告宣伝費とかもろもろ考えたら、全然採算取れてないだろうなと。

今は株主からの出資金を食いつぶしながら、ビジネスの拡大を目指して踏ん張っているフェーズなんでしょうね)

支援の意味も兼ねて、僕はここを使って投資してみます。投資案件としてもなかなか魅力的な利回りですしね。

このブログでも、投資の経過は随時レポートしていきますね。

上に書いたように、かなり共感できて、かつ投資案件としての収益性も高いサービスですので、ご興味ある方、ぜひ一緒に投資しましょう!

⇒ 【リンク】クラウドクレジット

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