僕が初めて買った投資用不動産は「ファミリータイプの区分マンション」です。もうすぐ購入してから2年になります。
で、この物件、いつか売ることを前提に購入しているので、どうやって売ると一番高く売れるのか、お得に売れるのか、というのはいつも考えています。
そんな中、かなりお得に不動産を売却できる方法を見つけたので、ご紹介しておきます。
カウル
っていうウェブサービスなんですけどね。これを使うと、マンションを購入・売却するときの仲介手数料が半額で売却できるんです。
これはかなりお得感があります。
目次
普通の不動産業者には仲介手数料「3%＋6万円＋消費税」を払わなくてはいけない
不動産を買うとき、もしくは売るときって、仲介をしてくれた不動産会社に「仲介手数料」を払わなくてはいけないんですよ。
で、この仲介手数料、高いんですよ。
仲介手数料には上限が決められています。物件価格が400万円を超える場合は、「物件価格の3%＋6万円＋消費税」が上限になるんですね。
これ、あくまで上限なので、3%とか2%とか、不動産仲介会社がそれぞれ自由に決められます。
ですが、今、実態としては、ほとんどの不動産仲介会社が、上限の「3%＋6万円＋消費税」を売主・買主に請求してくるんですよ。
これってけっこう高いですよね。たとえば1000万円の物件の売買だったら、36万円＋消費税ですよ。1億円だったら306万円＋消費税ですよ！
僕はいつも不動産を買うときに、「これって高すぎるよな～」と感じています。だって、不動産の売買を仲介するだけですよ？大して付加価値ある仕事じゃないですよ、これ。
もう少し安くならんもんかなあ、といつも思っていたわけです。
カウルを使うと仲介手数料が半額になる！
で、このカウルというサービスを使って不動産を売却すると、仲介手数料が半額の「1.5%＋税」になるんですって。
だから先ほどの例でいえば、
・1000万円の不動産を売却する場合 36万円＋消費税 ⇒ 15万円＋消費税
※21万円お得！
・1億円の不動産を売却する場合 306万円＋消費税 ⇒ 150万円＋消費税
※156万円お得！
ということなんですよね。
これってかなり大きいですよね。ぶっちゃけ、これを使わない手はないかな、と思うレベルです。
ちなみに、「月額制」という料金体系もあって、毎月1万円払えば不動産仲介手数料が無料になる、という形もあるみたい。かなりユニークですね、これ。
仲介手数料を半額にできる理由
なぜ、こんなに仲介手数料を安くできるのかと言うと、一言でいえば、インターネットを使って無駄を排除しているからですね。
大きく言うと、3つの理由があります。
① IT化による業務のコストカット
大手IT企業出身者によるシステム化により、従来は人手で行っていた作業を自動化し、無駄な人件費を削減しています。② 無店舗展開によるコストカット
従来の不動産業に見られる路面店の多店舗展開を廃止。店舗を１ヶ所にまとめることで様々な経費を削減しています。③ 無駄な広告費用のコストカット
折り込みチラシやポスティングをやめ、WEBマーケティングに特化。無駄な広告費用を一切削減しています。
不動産業界の既存のビジネスモデルを破壊。素晴らしい！
これ、既存のマンション売買仲介の業界に、風穴を空けるサービスだと思うんですよね。
今は、どの業者も当たり前のように3%＋6万円を請求してくるんですけど、カウルだったらその半額でやってくれますよと。革新的ですね。
これって、例えば、ライフネット生命とかと同じビジネスモデルですよね。
生命保険会社はバカでかい本社や、大量の従業員、多額の広告宣伝費をまかなうために高額の手数料が乗った形で生命保険を売っていましたが、ライフネット生命は「家賃が安い本社」「少ない従業員」「安い広告宣伝費（Web集客）」で劇的に安い生命保険を売ることに成功して、業界に風穴を空けました。
カウルがやろうとしているのは、これと同じことですよね。
素晴らしいなあ・・・。いやー、このビジネスモデルが普及して、業界全体の不動産仲介手数料が早く下がってほしい・・・。
経営陣の顔ぶれを見ると、楽天出身の若い方々（20代？）で構成されてます。楽天で学んだITのノウハウを不動産売買の世界に持ち込んだんですね。
待ってました！ありがとうございます！と言う感じです。
まとめ：マンションを購入・売却する方はとりあえず登録しておきましょう
はい、というわけで、カウルの紹介でした。
これ、ほんと、マンションを購入、もしくは売却する方は「使わない手はない」というレベルかと。数十万円～数百万円単位で仲介手数料が浮きますからね。
別に、普通の不動産業者にも売却先を探してもらいつつ、並行してカウルを利用してもいいわけですから。
僕も不動産を購入・売却する際は、必ずお世話になるであろうサービスでした。
