今日は、「不動産投資を始めてみたいけど金がない。」「少額で不動産投資できないものか。」といった方におすすめのサービスを、さくっとご紹介。ラッキーバンクというサービスです。
目次
少額(1万円~)で、不動産投資的な投資ができる
これ、「ソーシャルレンディング」という仕組みを使ったサービスです。ソーシャルレンディングとは、以下のようなサービスです。
ソーシャルレンディングとは何か
ソーシャルレンディングとは「お金を借りたい人」と「お金を投資したい人」を、インターネットを通じて結びつけるサービスとなります。「お金を借りたい人」と「お金を投資したい人」を結びつけるソーシャルレンディング事業者はインターネットを活用する事で低コスト経営を行うことが可能になります。その為、通常の借入及び貸付事業に比べて仕組み上のメリットがあり、ソーシャルレンディングサービスでは借手には低金利、投資家には高利回りという形で利益を大きく還元する事ができる可能性があるのです。
普通、誰かがお金を借りるときって、銀行を通じて借りることが多いですよね。銀行が、お金の貸し手(預金者)から預金を集めて、お金の借り手にお金を貸すっていう。
けど、ソーシャルレンディングと言うのは、お金の貸し手と借り手を直接マッチングする仕組みのことです。
ラッキーバンクで、少額で不動産投資的な投資ができる
さて、ラッキーバンクはこのソーシャルレンディングの仕組みを生かしたサービスで、ざっくり言うと、不動産投資を行うために金を必要とする借り手に対して、お金を貸す、というサービスですね。
たとえば下のような感じ。これは、埼玉県所沢市と東京都内にマンションを建てるために必要なお金の一部を貸し、借りた人(会社)から利子をもらうイメージですね。
利回りは7.50%とけっこう高め。最低投資金額は2万円からと、かなり少額。お気軽に投資をスタートできます。利回り、最低投資金額は案件によって違いますが、利回りは6%-10%と結構高くて、最低投資金額は1万円からあり。
これ、正確には不動産投資ではないです。不動産投資をする人にお金を貸す、という形ですね。で、その不動産を担保にとるというもの。お金の借り手が借金の返済が出来なくなったときは、担保にとった不動産を売却してきっちり貸したお金を回収する、という仕組みです。
正確には不動産投資ではないものの、不動産投資のために必要なお金を貸す、ということではあるので、不動産投資をやってみたい、けどお金がないので少額でできる案件はないものか・・・という方がやるのには良いかなと。
ラッキーバンクを通じて自分がお金を投資する実際の案件を見ながら、「あー、こんな案件に投資するんだなー」というのを一つ一つ見ることができるので、だんだん自分の中に不動産投資に対する肌感覚みたいなものができてくるはず。本格的に不動産投資を開始する前の「慣らし運転」にはちょうど良いかと思います。
ラッキーバンク利用の際のデメリット・留意点
少額で始められて、割りと高利回りで運用できるラッキーバンク。けど、世の中ウマい話というのはなくて、いくつかのデメリット・留意点もあります。
途中解約ができない
お金の借り手側も、借りたお金で投資をしているので、貸し手側の都合でそう簡単に返済などできません。だから、途中解約はできません。決まった期日に返済を受けていくことになります。
ですので、急に必要になる生活防衛資金等のお金を使って投資するのは、やめましょう。あくまで投資は余裕資金で行った方がいいです。
利回りは確定ではない
ラッキーバンクを通じて行った融資は、中途償還される場合があるようです。これは、お金の借り手が、自分たちで開発した不動産を売却するなどして一気に返済ができるようになった場合、中途償還を望むからでしょうね。これはやむなしでしょう。
中途償還された場合は、他の案件を探して投資すればよい話でしょうしね。
元本保証がない
当たり前ですが、元本保証がありません。6%-10%っていうかなり高い利率になるわけですから、それなりに高リスクになるのは当たり前ですね。案件ごとに「この借り手にお金を貸しても、きっちりお金は返ってきそうか」ということを、よく考えながら投資しましょう。
少額からこつこつ投資して、知識とお金を蓄えよう
というわけで、ラッキーバンクのご紹介でした。こういう仕組み、割りと新しい仕組みなんですが、面白いですよね。
個人的には、レバレッジをかけて(お金を借りて)実際の不動産を購入する方が、収益性が高いので好みですが、少額から始めたいって方には、結構いいサービスですね。
これ、面白いなと思ったので、僕も始めてみます。メインは実物不動産投資をやりつつ、サブ的な投資の位置づけとして。このブログでも、実績報告なんかをやっていきますね。