リフォーム会社と職人さん、どちらに仕事を頼むか？メリット・デメリットをまとめてみた。

現在シェアハウス2棟目のリフォームを実施中です。実施する中で、「リフォーム会社さんと職人さん、どちらに仕事を頼むかは悩ましい問題だよなあ・・・」と思うことがあったので、体験をシェアしつつ、リフォーム会社さん・職人さん、それぞれに仕事を頼むメリット・デメリットをまとめてみます。

1 電気工事の相見積もりを取ってみたら、驚きの結果が。
2 リフォーム会社さんから、けっこう利益抜かれてんな・・・
3 リフォーム会社さんも捨て難い。特にサラリーマンにとっては。
4 リフォーム会社さんと職人さん、それぞれのメリット・デメリット

電気工事の相見積もりを取ってみたら、驚きの結果が。

今回のシェアハウス。基本的に全体のリフォームはまるっとリフォーム会社さんにお願いしました。なのですが、アンペア増幅の電気工事だけは全体の工事から切り離して、試しに、リフォーム会社さん・電気工事会社さん両方からの相見積もりをとってみました。

そしたら、なかなか驚きの結果になりました。

　A社：35万円
　B社：19万円
　C社：21万円
　リフォーム会社：33万円

という感じで、見積もり価格にかなり大きな差があったんです。

まぁ、A社は高すぎるとして・・・。B社、C社とリフォーム会社の差が大きいですよね。10万円近い差ですから。B社の人に「なんで、リフォーム会社さんと同じ工事内容なのに、こんなに差が出るんですかね？」って聞いてみたら、即答でした。「そりゃあ、利益を乗っけてるからでしょ」と。

リフォーム会社さんから、けっこう利益抜かれてんな・・・

リフォーム会社さんは自分で電気工事をするわけではありません。提携している電気工事さんに、仕事を振るのです。いくらで仕事を発注しているのかわかりませんが、仮に20万円としましょう。見積もりは33万円で出していますから、差額13万円分の利益を確保できる、というわけです。

これを聞いて、「やっぱり、リフォーム屋さんには相当利益抜かれてんだなあ・・・」と実感したものでした。リフォーム屋さんはこれで飯を食ってるわけですから、利益を抜いているのは当たり前だと頭では理解していましたが、この電気工事を他の人に振るだけで、10万円以上の利益を抜いているとすれば、それは抜きすぎじゃないかなあ。そこまで付加価値のある仕事ではないかなあと。

というわけで今回は、この部分の工事を電気工事会社さんにお願いすることになりました。

今回、僕はリフォーム会社さんに全体的な工事をお願いしているんですが（価格は200万ちょいです）、利益どれくらい抜かれてんのかなあ。50万円とか？いやもっとか？やっぱり、職人さんとかに直接発注できるのが理想的ですね。

リフォーム会社さんも捨て難い。特にサラリーマンにとっては。

一方で、リフォーム会社さんにお願いするメリットもあります。それは「全体をコーディネートしてくれること」。

リフォーム会社さんは水回り、電気、建物の構造、塗装等、幅広い分野について詳しい知識を持っています。そして、工事をどの順番で進めて、家を最終的にどんな風にしたい、という青写真をしっかり持ったうえで、各工事業者さんに仕事を発注します。これが付加価値ですよね。

もし僕が、全て職人さんに自分で仕事を発注するとなると、結構大変です。特に、サラリーマンをやりながらというのは大変。平日に有休をとって、いろんな業者さんとこまめに現場で打ち合わせとかしなきゃいけないかもしれませんし、指示の出し方にも不安が残る。リフォーム業者さんに丸投げするとこの辺を全て代行してくれるわけですから、楽です。

あとは、これはリフォーム会社さんによりますが、僕が仕事をお願いしているリフォーム会社さんは「ファイナンスアレンジ」もやってくれるんですよ。提携のローン会社があって、（もちろん審査に通れば、ではありますが）全額低利でリフォームローンを出してくれます。これは自己資金が少ない弱小投資家にとっては結構助かるポイントです。

というわけで、やはりサラリーマンの仕事をしているうちは、リフォーム業者さんに頼らざるを得ない面は大きいのかなと。ただ、半分ぐらいの仕事をリフォーム業者さんに頼んで、半分ぐらいは自分で職人さんに発注する、っていうようなやり方も可能ではあると思いますので、そういうのも今後はチャレンジしてみたいです。職人さんに仕事を頼む比率を徐々に上げていければいいなー、と思ってます。次の案件をやるときの課題ですね。

まあ、それは次の物件の話。とりあえずは目の前の物件を仕上げることに注力しなければ。頑張ります！