ネットを徘徊していたところ、こんな記事を見つけました。
安定したインカムゲインが見込めるのはすばらしい魅力なのだけど、個人的には20代の状態でいきなり家主になるのは無理かつ無謀じゃないかと思ってます。それはふたつ理由があって、「必要となる元手が高すぎること」と「投資全般に関する経験値が足りないこと」です。
実際の家主となって不動産から不労所得を得るのは、もうちょっと投資というものの経験を積んで詳しくなってから、そしてまとまった資産が増えてきた状態からでも遅くないんじゃないでしょうか。 このふたつの理由を考えたら、正直いって20代の状態で無理に不動産投資をする必要はないと思います。 もうちょっと低価格で、リスクの低い投資からコツコツと積み上げていく方が現実的な線じゃないかな。
個人的には負債を増やすということを極力したくない人間なので、一時的となるとしても住宅ローンを組むリスクを考えると(自分が住む持ち家含めて)不動産なんてよっぽどの理由がない限り買わない方が賢明だと思いますけどね。笑
このブログの著者さんが「20代から不動産投資をするのは辞めた方がいい」と考えるのは、以下の理由からです。
- 必要となる元手が高い
- 投資全般に関する経験値が足りない
僕は逆に、不動産投資は20代のうちに始めた方がいいと思ってます。上記2つの理由に反論する形で、僕の考え方を書いてみます。
目次
20代から不動産投資を始めた方がいいと思う理由
初期費用を抑えて、不動産投資を始めることもできる
例えば僕が初めて購入したファミリータイプ区分マンション。僕が最初に投じた自己資金は85万円程度でした。物件価格のかなりの部分につき融資を引くことができたのが大きかったです。
また、ボロ戸建てを激安で仕入れてセルフリフォームをかけて貸す、というような方法もあります。要はやり方次第です。
ノウハウも出回っています。参考書籍をご紹介しておきます。
↓紺野さんは元々年収400万円台で自己資金も乏しい、いわゆる「低属性」な方でしたが、融資の研究と泥臭い物件探しで不動産投資を一気に拡大された方です。
↓脇田さんは長崎にボロ戸建てを買って安くリフォームして貸し出し、超高利回りを実現されてる方です。衝撃ですが0円の戸建てというのも仕入れてますw
不動産投資の経験値は、実際にやりながら高めていくもの
経験値が足りないと言っていては、いつまで経っても不動産投資を開始できません。確かに投資全般に関する経験値を身に着けることは有用ではあると思いますが、株・投資信託等に関する知識と不動産投資に関する知識には、けっこうズレがあります。
そして、何でもそうですけど、やっぱりやりながらじゃないと身につかないと思ってます。なので、不動産投資の中でも比較的リスクの低いジャンルに早めにチャレンジして、ノウハウを蓄積していく方が良いのでは?というのが僕の考えです。
例えばファミリータイプ区分マンションとか、リスク低くていいと思います。
【参考記事】区分マンションへの投資って、そんなにダメですかね?
「持たざる者」がレバレッジをかけないで投資をしても、拡大スピードが遅すぎる
ついでに言うと、資産をほとんど持っていない20代の若者だと、負債を抱えて何かに投資しないと、拡大スピードが遅すぎるんですよね。僕も元々は不動産投資ではなくて、投
資信託の積み立てだけで資産規模を拡大しようとしていたのですが、それだと遅すぎるよなーとある日思ったのでした。
もしレバレッジをかけて株や投資信託ができれば、そのほうがよかったんですけれど、株・投資信託を借金抱えてやるというのは「信用取引」という形しかなく、信用取引は損が拡大すると自動的に損切り(ロスカット)されてしまう仕組みがあったので、大きなレバレッジをかけられなかったんですよ。
だから、負債を抱えてもロスカットがない不動産投資を選んだわけです。
自由を得るために僕は不動産投資を選んだ
僕は株・投資信託への投資だけじゃ、いつまで経っても自由が手に入らない(サラリーマンを辞められない)と思ったので、不動産投資を選びました。
自己資金が少なくても不動産投資は始められるし、経験はやりながら積み上げていくものです。20代の人はむしろ早めに不動産投資にチャレンジした方がいいと思ってます。日本政策金融公庫とか、20代を優遇してくれますし。
実際にやってみて思うのは、サラリーマンの副業として、不動産投資ってすごくいいなということ。これ、年齢は特に関係なくて、始めるのは早ければ早いほどいいと思ってます。
その辺の考え方についても記事にまとめてみたので、よかったら見てみてください。